まだまだ厳しい暑さの中、平成30年9月8日(土)に今年度第一回目の美術館巡りを開催しました。今回は開館25周年記念「横山操展」を開催している三鷹市美術ギャラリーと、「没後30年・小貫政之助」展を開催している武蔵野市立吉祥寺美術館を訪問しました。

三鷹駅前(CORAL 5階)にある三鷹市美術ギャラリーには開館10分前に到着し、武蔵野稲門会の馬場氏と合流し午前10時の開館と同時に入館しました。

開館25周年記念展として横山操展を開催していましたが、1993年の開館記念展でも横山操を取り上げていたそうです。今回は、一昨年に操夫人の基子氏が亡くなられ、アトリエの調査に入ったことがきっかけとなり、本展を開催することになったようです。小品が中心の展示となっていましたが、多摩美術大学で日本画の教授をしていたように紅梅および白梅の屏風の大作も展示されていました。

三鷹から吉祥寺に移動し武蔵野市立吉祥寺美術館を訪問しました。こちらでは以前私と一緒に仕事をしていた学芸員が企画を担当した「小貫政之助展」を開催していました。女、花、自画像などの作品が印象に残りましたが、黒岩重吾の小説の装画に使用された作品なども展示されていました。

ちょうど時間も12時になりましたので、有名な焼き鳥屋「いせや総本店」の近くにあるシーフードレストランに行き、ビールを飲みながらパスタを味わいました。そして、馬場氏の熱の入った野球談議で盛り上がり、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、次回の美術館巡りでの再会を約束し、吉祥寺駅で解散となりました。

副会長 鈴木幸雄