昨年11月にお報せした橋本公演も大盛況だった「杉原千畝物語 オペラ『人道の桜』」
今年はなんと、早稲田大学大隈記念講堂で開催されることになりました。

しかしながら、原則として、大隈記念講堂は有料でのイベントは開催できません。
従って、今回は早稲田大学関連企業の方々に広告出稿や寄付によって開催費を捻出することになりました。

以下は、杉原千畝物語 オペラ『人道の桜』制作委員会からのお報せです。

早稲田大学文化推進部との共催による
杉原千畝物語 オペラ「人道の桜」早稲田公演ご支援のお願い

拝啓  時下、コロナの影響により厳しい状況が続いていますが、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。

さて、この度、2022年11月3日(文化の日)大隈記念講堂におきまして、杉原千畝物語 オペラ「人道の桜」を早稲田大学文化推進部との共催で開催する運びとなりました。

世界情勢が混沌とする中、杉原千畝の「命のビザ」発給82年、早稲田大学創立140年、創立者大隈重信候の没後100年を記念し、真摯に人の命と向かい合い、人道精神を貫いた杉原千畝の偉業を再び千畝の母校である早稲田大学で公演することは大変意義深いものがあると私たちは考えます。

私たち『杉原千畝物語 オペラ「人道の桜」制作委員会』は、彼の勇気とその人道精神を讃え、オペラの公演を通じて、その偉業を広く世に知らしめ、継承していくことを目的として設立された団体です。

早稲田大学出身の外交官杉原千畝は、『1940年駐リトアニア共和国領事代理の時代に身辺に迫る戦争の危険の中』本国外務省の度重なる訓令に背いてまで『必死の覚悟と信念を以て亡命ユダヤ人約6000名に対し「命のビザ」を発給し、彼らの生命を救いました。これは戦時における輝かしい人道的行為であり、歴史に記憶され、永く語り継がれるべきものであります。』(小山宙丸:早稲田大学第13代総長、2000年 岐阜県八百津町「人道の丘公園」に早稲田大学が建立した杉原千畝顕彰碑)

本作品は2014年に銀座王子ホールにて1時間のプレ公演を実施後、翌2015年5月にはリトアニア ヴィリニュス国立劇場にて世界初演を実施、同年7月には早稲田大学大隈記念講堂において国内初演を実施いたしました。その後、国内、ウラジオストクなどで27回の公演を重ね、各地で、高評価を頂戴するとともに、ご覧になった方々から「心深く感動した」との声が多数寄せられています。

杉原千畝の偉業をこのオペラ「人道の桜」を通じて再確認していただき、その精神を語り継いでいただければ幸いです。

今回の大隈記念講堂での公演は無料での公演となりますが、本公演を成功させるためには多くの皆様の多大なるご支援、ご協力を必要といたします。

つきましては、誠に恐縮ではございますが、趣旨にご賛同いただき、格別のご支援、ご協力を賜りますようお願いする次第です。

なお、ご支援の内容につきましては、別添の協賛申込書の通りとさせていただきます。
どうかよろしくお願い申し上げます。

また、本公演のチケット申込につきましては、別紙の公演案内をご覧ください。

末筆ながら、皆様のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。

連絡先:事務局長 上村 邦雄 (かみむら くにお)    kamimura@knd.biglobe.ne.jp

校友会提出 協賛申込書